祝辞

福島県教育委員会

教育長　渡邉貞雄

JOCジュニアオリンピックカップ第4回全国中学生なぎなた大会が、全国から多数の選手と役員の皆様をお迎えして、武道にゆかりの深い、ここ会津若松市において盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。

なぎなたは、我が国の長い歴史と伝統に培われた武道であり、心を磨き、身体を鍛え、豊かな人間形成に寄与するものであります。

本県のなぎなた競技は、昨年の「ふくしま国体」におきまして、関係者の一丸となった努力が結実し、種目総合優勝を果たすことができました。選手の皆さんが繰り広げた熱戦の数々は、会場地の会津若松市はもちろんのこと、県民に大きな感動を呼び起こしたところであります。

本大会は、全国各地でなぎなたを愛好する中学生が一堂に会し、心身の錬磨とお互いの親睦を図りながら、健全な中学生の育成を目的として開催されます。

選手の皆さんは、これまでの練習の成果を会場一杯に発揮し、中学生らしくさわやかで若さあふれる試合を展開されるとともに、スポーツの競い合いの中から、友情の輪を一層広げてくださるよう希望します。

また、この福島大会が、感動と思い出多い大会となることを切に願っております。

終わりに、本大会の開催にあたり、御指導、御協力いただきました関係の皆様に深く感謝を申し上げますとともに、なぎなた競技の一層の発展をお祈りいたしまして、お祝いの言葉といたします。

ご挨拶

福島県中学校体育連盟

会長　朽木耕作

JOCジュニアオリンピックカップ第4回全国中学生なぎなた大会が、会津若松市で全国各地から若さあふれる精鋭をお迎えし盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

本県は、第50回のふくしま国体の開催を機に、当会津若松市を中心に、なぎなた競技の普及と競技力の向上に取り組み、市民の皆さんのなぎなた競技への関心が高まり、なかでも中学生スポーツに対しては、各方面から多くの期待を寄せられております。また、今年はオリンピックアトランタ大会が時を同じくして開催され、中学生のメダル獲得が期待されております。

このような時に本大会が開催されますことは誠に意義深く、時宜を得たものと思います。選手の皆さんは、日ごろ鍛えられた心と技で、勝利の栄冠をめざして互いに競い合い、好プレーを随所に展開し、県民の皆さんに多くの感動を与え、中学生の素晴らしい姿を示して下さい。そして、競技を終えては、互いに素晴らしさを認め、讃えあって友好を深め、中学生時代の思い出とし、永く心のアルバムにとどめ、将来の豊かに、たくましく生きる糧とされることを期待しております。そして、このような体験を与えてくれたご両親をはじめ多くの方々に対する感謝の気持ちを表して下さい。

終わりに、本大会開催に寄せられた多くの方々のご支援、ご苦労に心より感謝申し上げます。

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